・クレジット:未確認
・判断基準:聴いて判断
・EVE確信度:95%
ラ・ムーのセカンドシングル曲です。外国のかたのメンバーがバックコーラスをやっていて、名前も公表(後述)されているのですが、この音源を聴いてみると、どうやらEVEがコーラスをやっているようです。有名なファーストシングル「愛は心の仕事です」のほうは、確かにメンバーのコーラスなんですけどね。この曲はコーラスに日本語が入っており、外国のかたでは発音できなかったのでしょう(特に「お疲れ」の「つ」の音は、英語圏の人は発音できない)。メンバーのコーラスに寄せるためか、英語部分は普段のEVEより強めの発声になっていますが、杏里さんの「CAT'S EYE」のときと同じ感じのコーラスです。出だし~イントロ部分、Aメロの合いの手、日本語の「お疲れ」、曲終わりのシャウトなんかはEVEそのものです。一部メンバーのコーラスを混ぜてある箇所があるかも。
こちらは生放送の様子です。メンバーとして公表されているロザリン・キールさん(左)と、ダリル・ホールデンさん(右)がバックにいますが、伴奏はオリジナル・カラオケへの被せになっており、コーラスは、EVEとメンバーの混合あるいは交互に入っていたりします。特に曲の冒頭部分は面白いですね。最初が録音に入っているEVEの音声、続けて被せでメンバーお二人の声になっています。EVEの声が高いのに対し、メンバーの声はアルトの音域で低いため、聞くとすぐにわかります。
有名なファーストシングル「愛は心の仕事です」では、おそらく上記のお二人であろう英語ネイティブによるコーラスが入っています。セカンドシングルのコーラスとはまったく異なる声です。
バックコーラスの名前が出ないのはよくあることですが、明確に「コーラスの影武者」をやっているのが確認できたのは、伊代ちゃんのバックコーラス「キャプテン」に続き、2例目です。
2023.01.04 追記:
本曲収録のアルバム「Thanks Giving」(1988年)の参加ミュージシャンのクレジット表記の中に、EVEの記載はありませんでした。あくまでもメンバーによるコーラス、という体にしておきたかったのかもしれません。
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