* Credit Title: Unconfirmed
* Reason for Selection: Judging by their voices
* Confidence Score: 98%
今回は、調査回です。
1985年の3月17日、国際科学技術博覧会が開幕しました。つくば万博、科学万博、EXPO '85とも呼ばれ、半年間の開催でしたが、今でも語り継がれるインパクトのある万博でした。開会式のテーマソングは、以前ご紹介した西城秀樹さんの「一万光年の愛」。そのほかにもつくば万博では、キャンペーンソングや音頭モノ、パピリオンごとに多くの曲が作られ、それぞれ結構ビッグネームな方々が制作に関わっていました。公式イメージソングの「HOSHIMARU アッ!」は、作詞が阿久悠さん、作曲がキーボード奏者の安西史孝さんで、安西さんが作曲したつくば万博関連の音楽は、安西さんのアルバム「つくば科学万博音楽集 ~Expo '85 Sound Track~」(2012年)として発売されています。
シングルレコードとして発売された「HOSHIMARU アッ!」のB面は、通常「HOSHIMARU音頭」なのですが、万博会場内で販売された会場盤というものが存在し、そのB面に収録されているのが今回ご紹介する後藤次利さん作曲の本曲です。CD化もされておらず、また会場での限定発売だったためか、引用できるレコード音源もなし(音質が悪いのはそのため)。コーラスは「EXPO '85」と「WELCOME TO TSUKUBA」の繰り返しが中心ですが、聞いたらEVEだなとわかる英語のコーラスとハーモニーです。
商業施設で何となく流れているBGMというか、フィラー用のような音楽で、EVEがコーラスをやっていると知らなければ、気にも留めなさそうな曲です。実際、国鉄常磐線に仮設された万博中央駅(後にひたち野うしく駅として再開業)から会場までを結ぶ2両連接バスの車内で流れていたり、万博のテレビCMのBGM、公式の記録映像など、公式の施設や媒体等で使用されました。
今回の調査の発端となったCM。
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